先日、東京テレビでお昼に放送されている「昼めし旅」という番組で、YoutubeにUPしていた離島「怒和島」の映像が使用されました。
放送されたのはわずか3〜4秒と短いですが、TVで使われるドローンの空撮映像なんて大体そのくらいが当たり前なのです!
さすがに一瞬すぎて「もう少し流してくれても…」とは思いましたが、一応TVで流れたということで満足でした^ ^
そして今回、Youtubeに投稿していた「しまなみ海道」の映像を使いたいという連絡をもらい、6月28日に放送されたBSスカパー!の番組「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」で放送されました。
前回書いたように、私自身TVを持っていませんし、もちろんBSスカパー!なんて見れる環境にありませんから、見れないのを覚悟していたのですが…。
いや〜本当にネットっていうのは便利ですね^^;
この番組自体は一度も見たことがなかったのですが、今回私の映像が使われているということで見てみると、結構映像が使われていたことに驚きました!
「どうせまた3〜4秒くらいでしょ?」と思っていたのですが、実際の放送では何回か使われていましたし、時間も1つの映像で10秒くらい使われている場面もあって、「なかなか沢山使ってくれたな」という感想です。
使われた映像
番組の今回のテーマは、平尾受刑者が逃亡した経路を追う、というものでした。
数ヶ月前に、刑務所から脱獄し逃亡する事件が愛媛県でありましたが、脱獄した平尾受刑者は今治市にある警備の緩い刑務所を脱獄して、車を盗んでしまなみ海道を渡り、広島県にある向島に潜伏、泳いで対岸に渡って広島の中心街に行きました。
しまなみ海道を通っているということで、私がYoutubeにUPしていた映像が使われた次第ですが、まず番組が始まって4分45秒くらいで上の画像のような感じで「今日はこんな感じの番組になりますよー」といった用途で使われていました。
こちらはどちらかと言うと文字がメインで、その背景画として白黒で映っていました。
これを見た時、「ここで使ったかー」と思って正直コレだけだと思っていたのですが、ちゃんとカラーがついた元の映像がこの先で使われていました!
まずはこちらの映像ですけど、大体10秒くらい使われていました。
しまなみ海道の今治側から一番最初に通る橋「来島海峡大橋」ですが、この橋はまさにしまなみ海道を代表する絵ですし、綺麗に撮れていることもあって使用されたのだと思います。
ちなみに、この映像は番組の後半でもう1度10秒くらいの尺で使われていて2回も使われました!
今回の番組では、田村淳さんがVTRを見ては雑談し、またVTRが流れ…というように繰り返しているのですが、そのVTRが終わる最後のショットで私の映像が主に使われていた感じです。
他にも数秒なら使われていましたが、メインVTRの最後のショットとして使われたのが上2つの映像になります。どちらも来島海峡大橋になります。
この頃、VTRではしまなみ海道は終わって、すでに広島の向島に突入していたのですが、なぜか最後はしまなみ海道の映像でした。
ほかに他者撮影の2つの空撮映像が使われていた!
番組内では、私の空撮映像のほかに違う方が撮影した空撮映像が2つほど使われていました。
1つは広島市内の道路の真上を空撮している映像と、もう1つが向島と本島との間を空撮している映像になります。
前者の映像にはクレジット表記があり、広島の空撮会社の名前が入っていましたので、おそらく映像を買っているものと思われます。
後者の映像には私の映像と同じくクレジット表記がなく、制作会社が自ら撮ったか、私みたいにほかの方のYoutube映像を使ったかだと思われます。
どちらも詳細は不明です…。
数秒のドローン映像ならTVで使われる
私自身はTVを見ないのでわからないのですが、どうやら最近の番組では結構ドローンで撮った空撮映像が使われているらしいです。
確かに、番組としては地上の絵だけではなく上空からの映像も欲しいでしょうし、私みたいな素人が撮った映像でも綺麗なのがあればタダで使わせてもらえる可能性が高いですので、それは制作側としてはぜひ利用したいわけですよね。
不況なTV業界ですから制作費も全然なく、5秒未満の映像のためにわざわざ空撮会社に数万円で依頼することもできないでしょうから、おそらくYoutube等で綺麗な映像を探して使わせてほしい旨を連絡しているのだと思います。
実際、Youtubeに投稿してある動画のコメント欄に、制作会社の方と思われるコメントがある動画を多々見ますので、最近は色々な人が映像を使わせてほしいと連絡を受けているのではないでしょうか?
TVに使われるならブレのない使える映像を!
ブレのない絵になる映像を公開していれば、いずれTVで使われる可能性はあります。
DJI社のドローンなら基本的に映像はブレませんし、あとは編集次第で、ブレていない映像を繋ぎ合わせて1本の映像を作れば、素人っぽい映像からは脱出できますので、ひょっとするといつかお声がかかるかもしれません。
Youtubeを眺めていると、結構カクカクして適当に編集したような映像が多いですので、そこであえてプロっぽい映像制作を心がけて公開してみるといいですね。
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ちなみに、今回TVで放送されたのは以下からの映像になります。