強風時のドローン飛行は風を上手く使えば意外とイケる!

強風時のドローン飛行は風を上手く使えば意外とイケる!

ドローンの飛行に最も影響を与えるのが「風」です。

それは飛行機だってヘリコプターだって同じで、強風の影響で飛行機が離着陸できなくなってしまい、雨も大して降っていないのによく欠航になることがあります。

空中を飛んでいる以上、それがどんな大きさであろうと風の影響は少なからず受けますし、突風や強風に巻き込まれれば小さいドローンなんて墜落してしまう可能性は十分考えられます。

いくら地上で無風だったとしても、高度が高くなれば高くなるほど強い風が吹いている可能性は高く、風は予測しづらいかために、空を飛んでいるもので墜落するリスクがゼロなものはないと認識しておく必要があるのです。

そんなドローンの大敵「風」ですけど、ドローンの機体によっては飛ばせる風速というものが大体決まっていまして、機体が小さければ少しの風でも流される可能性がありますし、大きければ多少の風なら全然問題なかったりします。

一般的に、風が吹いていたらドローンの飛行は気をつける必要がありますし、少し強い風が吹いていたら飛行を断念するのが望ましいと言われています。

しかし、DJI社のまともな空撮用ドローンはとても高性能で良くできており、多少の風なら全然問題ありません。それは、機体が大きなInspireやPhantomシリーズはもちろん、小型のMavicシリーズであっても、風速10m/sくらいであれば飛行する場所にもよりますが、全然飛ばすことができてしまうのです。

風が吹いていると敬遠されがちなドローン飛行ですが、私の経験から、意外とMavicシリーズなどの小型ドローンであっても強風時に飛行させることができますので、ここで強風時におけるドローン飛行についての話を共有していきたいと思います。



強風時の飛ばし方テクニック

これは完全に私の経験からの話ですので、全員が必ずしもそうなる可能性がないことと、その時の状況や天候によっても異なりますので参考程度までに。

そして、これ通りにやってもし墜落しても責任は取れませんよ^ ^

 

風上から流すように飛ばす

強風時の飛ばし方として、1番大事なのが風上から流すようにしてドローンを飛行させること。

そうすることによって、最初にドローンを風上のほうに飛ばしてしまえば、あとは風の流れに乗って楽々ドローンを飛行させることができます。風の流れに乗ってしまえば、無風の時と同じような空撮映像を撮影することができますし、流れるような速度の速い映像も撮ることができます。

一方、風下から風上に飛ばしてもいい映像は撮れません。

その場合、きっと進みも遅く、ドローンは頑張って前進するために機体を大きく前に傾けますから、カメラを真っ正面に向けていてもプロペラが写り込んでしまうことがあり、映像としては使い物にならなくなってしまいます。

同じく、強風時はPモード(GPS)などで横移動しても機体がかなり傾いてしまい、映像としては使い物にならなくなってしまいますよ!

 

バッテリー切れに要注意

バッテリー切れによる墜落を防止することも大切です。

強風時はホバリングしているだけでもバッテリーの消耗が激しくなりますし、風に真正面から突っ込むように飛ばしてしまうと、余計に消耗が激しくなってしまい「もう30%以下!?」なんていうことが起こってしまいます。

これは私がかなり焦った経験なのですが、風下でドローンを飛ばしており「風も強いしバッテリーも50%下回ったから帰還させるか」と思い、帰還させようとSモードでスティックを全開に倒したのですが、FPVに表示されている距離が1mも動かない事態に遭遇。

本当に最大限スティックを前に倒しているのに、1mも距離が縮まらないのです。

その時300mくらいの距離で飛ばしていましたから、さすがに「これはマズイ」と思い、ちょっと横に移動しては前進させるのですが一向に戻ってくる気配がありません。いよいよ焦り、ちょっと高度を下げたらようやく前に進み始め、結果的にはバッテリー残量ギリギリで帰還することに成功したのですが、強風時には実際にこのような事が起こりかねません。

よって、バッテリー切れにならないためにも、先程紹介したように最初に風上に向かって飛ばし、風に流されるように帰還させれば、逆にめちゃくちゃ速いスピートで帰還させることができます。

バッテリー残量ですけど、強風時はいつもより余裕を持って帰還させたほうがいいと思います。通常ドローンは30%を切ったら帰還させるのが目安とされていますが、強風時は50%くらいの段階で撮影は切り上げて帰還に集中したほうがバッテリー切れのリスクは減らせますね。

 

1mも進まない時の対処法

真正面から風に突っ込むような形でドローンを飛行させた時、FPVの「距離」を見て本当にスティック全開にしているにも関わらず1mも動かないことがあります!

最大70kmくらいの速度が出るSモード(スポーツモード)でも1mも動かないですので、もちろん通常のPモードなどでは1mmも動かないでしょう。

さすがにこうなってしまうと焦るのですが、もしこうなった場合に大事なのは高度を下げること!

これは飛ばしている場所の地形などにもよりますが、基本的に高度が高くなればなるほど風が強く、高度が下がれば下がるほど建物などの障害物も増えることから風は弱まる傾向があるのです。

ですので、とりあえず1mも進まないなんてことがあったら、高度を下げてSモードでスティック全開にしてトライしてみるといいと思います。万が一それでも戻ってこない時は、斜めに飛行してみたりして色々試してみることが重要です。

そして、これをするためにもバッテリー残量は多めに残しておくべきなのです。

 

砂浜近くでの飛行は注意

もし綺麗な海などを空撮しようと思って砂浜(ビーチ)からドローンを離着陸させる場合、強風が吹いていると結構砂が飛び散っていることがあります。

普段は特別気にする必要はないのですが、ドローンのモーター部分(プロペラが刺さっている部分)や本体の機体に穴が空いている部分に砂が入ってしまうと故障する原因になりますので、砂を入れないためにも強風が吹いているビーチ付近で飛行させるのは避けたほうがいいですね。

もちろん、ビーチの砂の状態にもよりますけど、サラサラで立っていてチクチク痛いくらい飛んでいる場合は断念したほうがいいかもです。

 

開けている場所以外では飛ばさない

強風時は周囲に障害物があるところでは絶対に飛ばすべきではありません。

海の上など周りに何もない開けている場所なら多少ドローンが流されても問題ありませんが、狭い場所だと流されたら最悪衝突して墜落する可能性が高いですので、絶対におすすめしません。

もちろん強風時に飛ばす際にはGPSモード推奨ですけど、それでも強風時は多少流される可能性がありますし、実際に自分が飛ばした時もやっぱり流されていました。

また、飛行中に突然ATTIモードに変わることも考えられますし、そうなるとあっという間にドローンは流されてしまい衝突&見失う可能性大ですので危険です。

たとえ開けている場所でも、飛ばした直後はGPSの電波をキャッチしていない事が多々ありますので、とにかく離陸させる場所もできるだけ周りに何もない開けた場所がいいですね。

 

急降下は絶対にしない

ドローンを「急降下」させることは好ましくないと言われていまして、ドローンが作り出す風は下に下に送り出されていますから、急降下すると自らが作り出した風に影響されてしまうため、墜落の危険性がかなり高くなっています。

実際にSモードで急降下させている映像を確認してみると、普段は全然ブレないのに結構ブレている映像になることがわかります。それだけドローンが急降下している時は不安定な状況になっているということですから危ない行為なのです。

強風時ももちろん同じで、強風だと余計にドローン周辺の風は不規則になっていますので、個人的には無風時の急降下よりも危険な気がしますし、実際にやってみたところやっぱり映像は乱れていましたね。

 

10m/s以上の強風でもMavic Airは飛ぶ

ドローンは風に弱いことは説明した通りですけど、とくに私が普段使っている小型ドローン「Mavic Air」はとにかく機体が小さいですので、風の影響を受けやすく風に弱いと一般に言われています。

しかし、私はこれまで幾度となくMavic Airを飛ばし、もちろん超強風時にも飛ばしたことがありますけど、Mavic Airは風に弱くないと個人的に思っています。

風に強いとまでは言いませんけど、風速10m/s以上でも全然普通に飛行させて滑らかな映像を撮ることができますし、紹介したように風上から風下に向けてドローンを飛ばせばまったく問題なく飛行させることができます。

ただ、風下から風上に向けて突っ込んでしまうと1mも動かないことがあり、高度を変えたりして工夫したりして飛行させないとそもそも風上に行けないこともあります。

この点に関しては、Mavic Airが風に弱いと言わざる得ないですけど、おそらく他の機体でも同じような結果だと思います。

 

強風時のドローン飛行は意外とイケる!

一般的に言われているよりもDJI社の空撮用ドローンは風に強く、強風時でも飛ばすことができます!

それが小型ドローンのMavic Airだったとしても同じで、実際に私はかなりの強風時に飛ばした経験がありますので、強風時の飛行は案外イケるということははっきり言えますね。

ただし、空を飛んでいる物で墜落のリスクがゼロということはありえませんし、ドローンは墜落するものだと認識しておくことが重要です。決してドローンを過信することなく、常に周囲の状況を確認して出来るだけ墜落の可能性を下げることに努めるべきです。

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