Mavic Airの唯一の欠点はマニュアル操作(ATTI)ができないこと!

Mavic Airの唯一の欠点はマニュアル操作(ATTI)ができないこと!

正直なところ、Mavic Airは完璧なドローンだと思っています。

4K(30fps)カメラとジンバル搭載なのでプロレベルの映像を誰でも撮ることができますし、おまけに機体のサイズが驚くほど小さく持ち運びに超便利な携帯性抜群の1台です。

カメラの性能は良く、また携帯性も良い。

機体のセンサーも前後と下についていますので、初心者が操縦しても目視外飛行したりノーズインサークル(対象物を中心にまわりながら撮影する技法)しなければ、衝突して墜落する可能性は極めて低いです。(横にはセンサーがついていないため)

Phantomよりも(個人的には)勝っているMavic Airですが、実は欠点がひとつだけあります!

巷では、Mavic Airは風に弱いなどと言われていますけど、私が実際に強風下でこれまで何回も飛ばした経験上、Mavic Airは風に弱いとは思いません。もちろん、決して風に強いとも言えませんし、そもそもドローン自体が風に影響されますので、風に弱くないはずはないです。

他のドローン(機体)と比べてさほど大差がないというだけ。

ということで、私は「Mavic Airは風に弱い」は欠点とは思っていません。

そして、私が思う肝心な欠点になりますけど、それはマニュアルモード(ATTIモード)に設定できないことです!



Mavic AirではATTIモードを設定できない

DJI社が販売している今のドローンはとても高性能で、ホバリング(空中で停止)するにもGPSやポジショニングセンサーが付いているおかげで、何も操作をしなくてもその場所に留まっていてくれます。

たとえ風が吹いていても、故意的にずらしたとしても、ドローンは同じ場所に戻ろうとするのです。

これはまさしくGPSのおかげで、ドローンは常にGPSの位置情報をキャッチしており、それ故、安定して素人でも誰でも簡単に飛ばすことができるのです。

一方、GPSの電波は真上から送られてくるのではなく、少し斜め上から送られてくるので、山間部や滝などでドローンを飛ばすとGPSの電波が届かないことがあります。

そうなってもポジショニングセンサーがあるから大丈夫だと思いきや、実はこのポジショニングセンサーも認識できずに切れてしまうことがあるのです。

そうなるとドローンは同じ場所に安定して留まることができなくなり、風なんて吹いていようものなら、スティック操作を常にしていないと、どんどん風に流されてドローンが移動していってしまうのです!

こうなると完全なマニュアル状態ですので、風に流されている方向とは逆にスティック操作をしなければドローンは帰ってきませんし、狭い場所などで飛ばしていれば激突して墜落する可能性大!

とにかく、それまでみたいにドローンが同じ場所に留まることはありませんから、常にスティック操作をする必要があるのです。

初めてこうなるとどうなるか。

めちゃくちゃ慌てます!

やばいヤバイ、どうしよう。。。

次の瞬間にはもしかしたら墜落しているかもしれません!

 

DJI社ドローンの飛行モード

DJI社のドローンにはPモードやSモード、Aモードがあります。

Pモードは先程紹介したGPSの電波をキャッチしていて、なおかつポジショニングセンサーが機能しているモードで、一番安心安全なモードです。このモードのおかげで初心者でも誰でも簡単にドローンを飛ばすことができます。

Sモードはスポーツモードのことで、Pモードよりもドローンの速度が速くなります。最高時速60km以上で飛ばすことができ、迫力のある映像などを撮りたい時にはもってこいのモードです。

ただし、こちらのモードは本来作動するはずの前後と下についている墜落&激突防止センサーが作動しない状態になりますので、慣れていないと少々危険。ただし、GPS機能などは機能していますので、こちらも安定した飛行が可能です。

そして、AモードがATTIモードと呼ばれており、こちらはGPSの電波もキャッチしなければ、ポジショニングセンサーも作動しない完全にマニュアルでの飛行になります。常にスティック操作をしている必要がありますので、飛行の難易度はかなり上がります!

墜落の可能性も非常に高くなりますし、このモードで飛行するにはある程度の練習が必須です。

 

ATTIモード

GPSもポジショニングセンサーも作動しないこちらのモードは、国土交通省などに許可申請する際の基準にもなっています。

よく10時間以上の飛行とか、八の字飛行ができることなどが求められますが、あれはPモードやSモードでのことではなく、このATTIモードでのことです。

また、定期的に全国各地で開催されている講習会や認定試験などでは、基本的にすべてこのATTIモードでの飛行によって練習&審査されるのです。

ということで、国土交通省に許可をもらうにも、認定試験を受けて資格証明をもらうにしても、このATTIモードである程度練習をしなければならず、もはやドローンを飛ばすならこのモードで飛ばせるというのが基本になっています。

 

Mavic AirでATTIモード

ようやく本題に入りますが、完璧なはずのMavic Airですけど、実はこのATTIモードで飛ばすことができません!

もっと丁寧にいうと、意図的にATTIモードでは飛ばせません!

InspireやPhantomシリーズではPモード、Sモード、Aモードなどと切り替えて飛ばすことが可能なのですが、Mavic Air含めたMavicシリーズなどではPモードとSモードは選べても、ATTIモードを選ぶことができないのです。

理由としては、おそらくMavicシリーズはドローン初心者向けとして販売しているため、初心者がATTIモードで飛ばすのは危ないということから、意図的に切り替えられないようにしているのではないかと推測されています。

しかし、Mavic AirでもATTIモードで飛行する可能性があります。

それは先程紹介した山間部や滝など、GPSが届かない場所です。

もしATTIモードに切り替えられないMavic Airがそのような場所でGPSの電波をキャッチできなくなったらどうするのか?

そう、自動的にATTIモードに切り替わるのです。突然。

まとめると、Mavic AirではATTIモードを選択できないため練習すらすることができないですけど、機体がGPSの電波をキャッチ出来ない時には飛行中に突然ATTIモードに切り替わるということです。

つまり何が言いたいのかというと、Mavic AirだけではATTIモードで練習ができないので国土交通省に許可申請ができないということ。(室内練習場などで練習することは可能)

また、練習できないがために、突然ATTIモードに切り替わってしまったとしても、一度もそのような状況下で練習したことがないので、慌てふためいて機体を衝突させてしまう可能性が非常に高いということです。とくに風なんて吹いてたら一発…。

初心者のためにあえて難しいATTIモードを使えなくさせている一方で、突然そのような状況になる可能性もあるため、逆にATTIモードを意図的に切り替えできないようにさせているのは危ないと思うんですけど、その辺DJI社はどのように考えているのでしょうか?

もしもの時のことを考えてATTIモードで練習をしておくことは大事だと思っていますが、残念ながらMavic Airでは練習することができないのです。

ほぼ完璧なMavic Airですけど、このマニュアル操作できないのだけはちょっとイタいですね…。

Mavic Air 2なるものが発売されるなら、ぜひATTIモードへの切り替え可能に期待です^ ^

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