空港周辺は飛行全面禁止ではない!許可なしでも全然ドローンを飛ばせます!

空港周辺は飛行全面禁止ではない!許可なしでも全然ドローンを飛ばせます!

最近、瀬戸内海に浮かぶ忽那諸島(愛媛県松山市)を巡って空撮を楽しんでいます!

できるだけ快晴の日を選んで(空撮はやっぱり晴れの日のほうがいい♪)、フェリーに乗って日帰りでドローンを飛ばして帰ってくるのですが、忽那諸島って結構松山空港の近くに位置しているので、一応飛行禁止区域内なんですよね。


松山空港の飛行禁止区域

忽那諸島は、地図に名前がある「興居島」「睦月島」「中島」「怒和島」などの島々のことで、これら以外にも有人・無人合わせて複数の島があります。

松山空港は小さい円(水平表面)の中心にあり、そこから北西に伸びている区域が進入表面や延長進入表面と言われる区域、そして次に空港から離れている区域が円錐表面、そして一番外側が外側水平表面になっています。

ちなみに、各区域の詳細は以下参照。


引用: naa.jp

空港によっては円錐表面や外側水平表面がない場合もありますので、空港ごとに確認する必要があります。松山空港は少し大きな空港になりますので、このように円錐表面も外側水平表面もしっかり設けられているのです。

それで、これら飛行禁止区域になっている場所で一切ドローンを飛ばせないのかと言えば、実はそんなことはありません!

例えば、水平表面に該当する地域では空港の標点から45m未満であれば、許可なく飛ばすことができます。もちろん、そこが人口集中地区(DID)だったりする場合は飛ばすことはできませんけど、しっかり改正航空法の他の禁止事項を守って飛ばす分には45m未満なら飛ばせます。

ただ、45mはあくまで空港(標点)からの標高になりますので注意が必要です。ドローンを離陸させた場所から45mではありません!

例えば、水平表面内に30mくらいの小高い丘があったとして、そこから45mまで飛ばせるというわけではないです。空港(標点)からの標高で45m未満ですので、もしその30mの小高い丘から飛ばすとしたら、実際には15m未満しか飛ばせないことになります。

FPVのスマホやタブレットに表示される高度は、離陸させた場所からの高度になっていますので、それを見て飛行させてはダメですね。



円錐表面に属する釣島でドローン飛行

つい先日も空港からほど近い「釣島」でドローンを飛ばしてきました!

地図上の赤で丸く囲っているのが「釣島」になりますが、釣島は制限区域のなかでも円錐表面と呼ばれる場所に属しています。そして、そのすぐ隣は延長進入表面になっています。

実際に飛行機で松山空港へ着陸する時には、釣島の横を通るような形になっていて、実際に私も島に滞在している時に何回も飛行機が通り過ぎるのを目撃しています。

あと数分で着陸という場所ですから、結構高度を下げてきていますし、おそらくパイロットも集中して操縦している区間なのではないかと思います。

そんな場所でもしっかりルールを守れば飛ばすことができてしまうのです!

ただし、いくらルールを守っていたとしても万が一のことはありますので、積極的に飛ばすのはお勧めしません。飛行機と激突させることだけは絶対にあってはならないことですからね。

さて、上の画像はさらに拡大した写真になりますが、左側の色が変わっている部分が延長進入表面になります。つまり、飛行機が着陸に向けて滑走路に進入するために高度を下げていく重要な場所です。この区域内ではドローンの飛行は、まずやめたほうがいいでしょう。

そして、この釣島が属するのが円錐表面と呼ばれる区域。

先程紹介した水平表面などは一律45mという高さが決まっているのですが、この円錐表面はすり鉢状になっており、空港から離れれば離れるほど制限の高さが上がっていきます。つまり、円錐表面の高さは、水平表面(45m)から外側水平表面(295m)に向けて高くなっていき、一定ではないということです!

「釣島」を例にしますと、釣島の一番空港に近い場所の制限高さは145mとなっており、反対に一番空港から離れている制限高さは169mになっています。

空港から一番離れている場所(海面と同じくらいの高さ)からドローンを飛ばすなら150m飛ばせることになりますし、逆に、一番空港に近い場所(海面と同じくらいの高さ)からドローンを飛ばすなら150mまではギリギリ飛ばせません。

なお、この釣島は真ん中に行くにつれ山になっていて、最も標高が高い場所は大体150mくらいあります。よって、この山の頂上からドローンを飛ばすことはできません。(空港から離れている方面に数メートルなら飛ばせないこともないですが…)

釣島でドローンを飛ばすには、すぐ横にある延長進入表面に絶対に入らないことが第一。ただ、標高が海面と同じくらいの地上から飛ばす際には基本的には空港から離れている側なら気にせず150mは飛ばせるということになります

 

円錐表面の高度はどうやって調べる!?

円錐表面内でドローンを飛ばしたい場合、どうやって高さを調べればいいのでしょうか?

最も簡単で確実なのは各空港に電話して聞くことです!私も「釣島」の高さを知りたく、電話をしたらすぐに教えてくれました!数メートル単位で教えくれますので、円錐表面内で飛ばしたい場合にはぜひ聞きましょう!

各空港の連絡先は国土交通省の公式ホームページから確認できますので、必要な方は是非チェックしてみてください。

さらに、羽田空港や成田空港、伊丹空港、福岡空港、長崎空港の場合は「高さ制限回答システム」というネット上のホームページがあって、地図上で飛ばしたい場所があればクリック1つで高さを教えてくれます!まだ上記の空港のみしか導入されていませんが、これらの空港周辺で飛ばす際には簡単に調べられますから楽ですね。

羽田空港「高さ制限回答システム」

成田空港「高さ制限回答システム」

伊丹空港「高さ制限回答システム」

福岡空港「高さ制限回答システム」

長崎空港「高さ制限回答システム」

 

外側水平表面での飛行可能な高さは!?

すでに紹介したように、水平表面では45m未満であれば許可がなくても飛ばすことができ、円錐表面では空港から離れるごとに飛ばせる高さは高くなっていき、その高さをしっかり守れば許可なく飛ばすことができます。

それでは、円錐表面のさらに外にある外側水平表面の高さはどうなっているのでしょうか?

外側水平表面は、円錐表面のようにすり鉢状になっておらず水平表面と同じく高さは一定です。そして、肝心の高さは295mと決まっています。つまり、295m未満であれば許可なしで飛ばすことができるのです。(ただし、改正航空法によりドローンを許可なしで飛ばせるのは高度150mまでです)

外側水平表面内の標高145mよりも高い場所から飛ばさない限り、基本的に制限区域を気にすることはなく、普通に上空150mまでドローンを飛ばすことができます。しかし、もし外側水平表面内にある標高145m以上の場所から150m飛ばしてしまうと295mを超えてしまいますので、その場合には150mも飛ばすことができませんので注意が必要です。

 

空港周辺でも飛ばせる!

紹介してきたように、一応空港周辺でドローンを飛ばすことは可能ですが、万が一のことがあったら大変ですので、飛ばすのは普段よりも慎重になったほうがいいですし、必要がないなら飛ばすのは避けたほうがいいと思います。特に、空港から近い水平表面内での飛行はやめたほうがいいですね。

また、高さを守れば区域内での飛行がOKだからと言っても、ほかの改正航空法もしっかり遵守する必要がありますので、そこは気をつける必要があります。

一般的には空港周辺ではドローンは飛ばせないと認識されていますが、実はそんなことはなく、意外と近くても飛ばせちゃうのが現実です。ただ、事故が起こってからでは遅いですので、個人的には今のままの認識を浸透させておいた方がいいのではないかと思いますね。

また、少しでも気になることがあったら、すぐに対象となる空港に連絡してみるといいと思います。真摯に対応してくれますし、知りたいことがあったら聞けて知識も増えますからね!

ということで、気になる空港周辺でのドローン飛行について書いてみました。

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