ぶっちゃけドローン申請に必要な10時間という飛行時間達成は難しい

ぶっちゃけドローン申請に必要な10時間という飛行時間達成は難しい

ドローンで空撮を楽しんでいて、「夜の景色を撮りたいな〜」とか「人口集中地区(DID)で空撮したいな〜」とかいった願望が生まれてくるかもしれません。

しかし、改正航空法によって①高度150m以上は飛ばせませんし②人口集中地区(DID)での飛行もできませんし③空港周辺の制限区域での飛行もできず④人や物から30m離れて飛行させる必要があったり⑤夜間飛行することもできません。

もしこれらの規制の中で飛行させたいなら国土交通省に許可申請を出す必要があるのですが、その申請書を出すにはそもそも最低限のスキルを満たしている必要があります。

その代表なのが、無人航空機で10時間以上の飛行実績があること

つまり、10時間の飛行経験がないと申請できないんです!まー別に飛行実績を証明しなければならないとかいう訳ではなく完全に自己申告になるのですが、一応真面目に申請するには10時間以上の飛行が必要になってくるわけです。

で、この10時間という時間ですけど、パッと見た感じ「あっという間じゃん!」って思うかもしれませんが、実は10時間の飛行経験を積むのは思う程簡単なことではありません(T . T)

すでに10時間以上の飛行をしている人ならわかると思うのですが、なかなかこの10時間の壁を突破することができないのです…。

では、以下ではなぜ10時間の飛行実績を作るのが難しいのか紹介していきたいと思います。



飛ばせる場所がない

地方・田舎に住んでいる方ならともかく、東京など首都圏や大都市に住んでいる方にとって、ドローンを飛行させるのはそう簡単ではありません!

一番の問題は飛ばせる場所がないこと。

先程書いたように、改正航空法によって人口集中地区(DID)の上空では飛ばすことができません。つまり簡単に言ってしまえば、大都市はこの人口集中地区に該当しているため、飛ばすことができないんです!おまけに、都内の場合は公園などで飛ばすのは全面禁止になっていますので、本当に飛ばせる場所がありません。

上の地図で赤く塗られているところは人口集中地区になりますので飛行禁止です。

首都圏はほぼ全滅!千葉や神奈川の遠くへ行けばようやく飛ばせますが、首都圏に住んでいたら、たった数時間の飛行のために行くのに日帰り旅行になってしまいます。Mavic Airなんて「Fly Moreコンボ」で買ったとしてもバッテリーが3本しかありませんから、合計1時間も飛ばせません(T . T)

わざわざお金と時間をかけて1時間のために遠出したくないですよね。。。

ですので、東京近辺に住んでいる人にとって、そもそも飛ばせる場所がないので、10時間なんて到底到達することができないのです!Mavic Airですと、1o回くらい週末かなんかに遠出する必要が出てきます。

もちろん屋内で練習できますので、そこで飛ばして経験を積むのもアリですが、狭い場所でダラダラ飛ばしていても飽きるだけです。また、たとえ遠出して良い場所を見つけたとしても、同じ場所で飛ばしているのは正直飽きます。同じ場所に何回も繰り返し行こうとは思いません。

ということで、首都圏に住む多くの人にとってそもそも飛ばせる場所がないため、なかなか10時間も飛ばすことができないのが現状です。

 

時間がない

「飛ばせる場所がない」に関連しますが、普段サラリーマンなどで仕事をしている人や学校へ通っている人などは、空き時間などにその辺で飛ばすことができませんので、飛ばすとしたら週末の休みの日に遠出するしかありません。

一応、週末は土曜日と日曜日の2日間ありますが、両方ともドローンの飛行のために日帰り旅行するわけにもいかないでしょうから、実質行ってもどちらか一方になると思います。

もしそのペースで順調に飛ばしていても、10時間以上飛行させるには最低10週間は掛かるわけですから、つまり2ヶ月ちょっと掛かる計算になります。もちろん、そんな順調になんて行きませんから、結局なんだかんだ言って3ヶ月くらいは掛かってしまうのです。

10時間の飛行実績を得るのに3ヶ月も掛かりますから、10時間っていうのは結構な時間ですよね。

 

バッテリーの問題

10時間に到達する一番の障害はバッテリー時間が短いことです!

もし1本のバッテリーで1時間でも飛ばせるなら、それは10時間なんてあっという間かもしれませんが、DJI社のドローンのバッテリー1本分の飛行時間は大体20〜30分です。

多くの人がドローンを買う時にセットで買っていると思いますので、大体3本のバッテリーを持っていると仮定。つまり、20分のバッテリーを3本持っていれば60分、30分のバッテリーを3本持っていれば90分の飛行ができます。(実際はそれ以下になりますが…)

せっかくドローンを飛ばしに来ても、せいぜい50分から80分くらいの飛行が限界です。

バッテリーを充電する機械を持っていたり、車で専用のチャージャーを利用して充電できれば話は別ですけど、趣味程度でドローンをしている人の多くはそんな物は持っていないと思います。

よって、いくら繰り返し遠出してドローンを飛ばしたとしても、バッテリーの時間に限界があるため、なかなかまとまって飛ばすことができないのです!

これがなかなか10時間の飛行実績を作れない最大の理由だと個人的には思っています。

なるべく早く10時間飛ばしたいならバッテリーを沢山持っておくのも一つの手ですが、たった20-30分しか飛ばせないこのバッテリーは1本大体1万円以上します^^;

金銭的に余裕があるなら問題ありませんが、たった20-30分しか持たないバッテリーにそんな高いお金は払えませんよね?

なので安易にバッテリーを買い増すこともできないため、結局のところ購入時の3本のバッテリーが頑張るしかないのです…。

 

私の経験からも10時間はハードルが高い

私は現在四国に住んでいますので、自宅から30分くらい離れれば気軽にドローンを飛ばすことができるような環境にいます。

いま使っているのはMavic Airですが、買ってからはまず河川敷で繰り返し練習をし、それからは住んでいる場所からフェリーや高速船で行ける離島でドローンを飛ばしています。これまですでに幾つかの離島を訪れては飛ばしているものの、10時間という壁は実はまだ超えていません!(もう少しです♪)

個人的な感覚としては、もう結構なフライト数をこなしている気がするのですが、それでもまだ10時間という時間は達成していません。アプリを見れば総フライト時間を確認することができるんですけど、沢山飛ばしていても、やっぱり1回に飛ばせるのが数十分なので、結果的に時間数で見るとそんなに飛ばしていないんですね…。

結構な時間飛ばしているつもりでも、10時間というはなかなか到達できない数字です。

よって、すでに紹介したように首都圏などに住んでいる方が10時間を越すフライトをこなすには、それ相応の労力がかかってしまうのです。

 

結論:10時間のハードルは結構高い

結論としては、10時間の壁はなかなか超えられません!

私はもうすぐ到達しますが、ここまで来るのに結構時間と労力を消耗した感じです。

国土交通省としては、ドローンを買ったばっかりの素人が気軽に申請してこないように「ちゃんと沢山練習してこいよ!」っていうところで10時間に設定してるんだと思いますが、確かに申請して夜間飛行とか人口集中地区で飛ばすなら、それなりの経験は必要になると思います。

でなければ必ず事故が起きると思いますし、そう考えるなら10時間という時間は適正とも言えますね。

ドローン空撮ならMavic2

CTA-IMAGE これから初めてドローンを買うならMavic 2 Pro/Zoomがオススメです!

Proのほうはハッセルブラッド社製のカメラですので、高画質で撮影することが可能。価格は19万4,000円

ZoomのほうはDJI社ドローン初のズーム機能が搭載され、動きのある映像を撮影可能。価格は16万2,000円

申請カテゴリの最新記事